she ye,ye
































180 Коллаж-2 (Джаз-ансамбли Ленинграда)

レニングラードのローカルジャズシーンを紹介した86年のコンピ。80年代にかけて発表したエレクトロラウンジな良作の数々が探求者のあいだで再発見されている、作曲家Anatoly Fominをジャズの文脈で紹介(LP版には未収録の二曲を収録)しているという、空前の大進化期の真っただ中で揺れる当時のジャズシーンの変化と覚醒に満ちた勢いをダイレクトに感じさせる構成。大陸古来のフォークロアと古典と即興実験を結びつける孤高のスタイルを表明して異彩を放った、鬼才トランペット奏者Vyacheslav Gayvoronskyとベース奏者Vladimir Volkovとのデュオも圧巻(LP版未収録曲を含む二曲を収録)。大推薦盤!

LISTEN
Золотая Рыбка

Leonid Utyosovをはじめとするエストラーダ(ジャズを含む大衆娯楽音楽)の伝統を汲む著名音楽家の伴奏者として活躍し、露産ロマンス歌謡の豊かな伝統を体現する作曲家としても名曲を残した、ピアノ奏者/作曲家Aleksandr Turgelが名を連ねるインストグループЙоника(Inonia)。電子オルガン、ギター、コントラバスという編成で録音された、62年の4曲入り七吋盤(33回転仕様)。退行的未来感覚あふれる電子オルガンの甘美なゆらめきに陶然となる、共産スペースエイジ逸曲『Опавшие Листья(落ち葉)』収録。共産スペースエイジといえばの電子タンゴもあり。おしゃれな汎用スリーヴ付き。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Polyphonies Mongo

赤道直下の熱帯雨林に位置するコンゴ民主共和国のトゥンバ湖周辺に住むエコンダ族と、この地の先住民族であり、エコンダ族とは共生関係にあるピグミー系少数民族のバトワ族の音楽。ジャズベーシストとしても知られるベルギーの民族音楽学者Benoit Quersinによって録音された70年作。長い時間をかけて同化したとされる両部族の音楽の中でも、高度な多声システムを発達させたバトワ族のピグミーコーラスの影響が色濃く顕れている合唱にフォーカスした構成。ことわざや逸話から抽出された韻律を多層的に編み上げるエコンダの女性たちによる卓越した合唱レパートリーなど。旧ORTFロゴオリジナル盤。人類音楽遺産!

LISTEN
Don't Punk Out

カントリーやウェスタンを取り込んだ唯一無二の即興進化(退化?)実験に取り組むギター/バンジョー奏者であり、奇人変人列伝の殿堂入りも確実な希代のアウトサイダーEugene Chadbourne。NY移住直後の77年に録音された、フリージャズのアナーキーな黒さを最も深く体現するサックス奏者Frank Loweとのデュオ作品(発表は79年)。一見食い合わせの悪そうな凸凹コンビですが、なんだか息もぴったりで親密な雰囲気。勢いよく逸れていく底抜けな騒々しさの中に滲むヨレた歌心が絶妙。Albert Aylerの『Ghosts』のカヴァー有り。異種乱交の坩堝と化すその後のNYシーンの行く末を最も早く予言した重要作。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Indigo

アコーディオンを用いた拡張的演奏の技巧、古典と現代/作曲と即興の境界を無効化する無軌道な好奇心、ダダイスティックな態度に貫かれた不遜なユーモアのセンスでもって、つわもの揃いのドイツ即興シーンにおいて唯一無二の存在となっている鬼才Rüdiger Carlと、治外法権的アプローチで音楽制作にも取り組むコンセプチュアルアーティストAlbert Oehlen、兄弟のMarkus Oehlenの三名によるユニットJailhouse。CDだけどLPスリーヴが付いている96年作。過剰とお手軽が際どいバランスで相容れる解体的シンセポップ全13曲。ぐだぐだと見せかけて、ジャズ由来のグルーヴがしっかり効いてる確信犯。大推薦盤!

LISTEN
Baile Al Estilo Oriental

植民地時代にフランスやオランダから持ち込まれ、現地の音楽と交わり各地で独自進化を遂げた、カリブ発の手回し自動パイプオルガンの響き。キューバの名手Hermanos Ajoによる60年代の録音。ここでは音楽再生機ではなく、完全に楽器としてバンドに組み込まれていて、グィロ、ボンゴ、ティンバレスという伝統的な楽器の中に、レトロメカニカルな威容を放つ巨大な手製自動パイプオルガンがご鎮座する編成。おもちゃ音楽が南の島でガラパゴス化したミラクルな音源ずらり。おもむろに噴き出すベースの空気圧に思わずのけぞる冒頭曲をはじめ、もうじっとしてらんない全12曲。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Elpmas (Moondog) Revisite/Revisited

マリンバなどの自演の演奏を一音一音サンプリングしコンピューター上で再構築するという、それまでの作品とは全く異なる手法で制作された、Moondog最晩年の作品にして最高傑作のひとつに挙げたい91年作『Elpmas』(逆さから読むとSample)の軌跡を辿る2018年の再演盤。演奏は、フランス、スペイン、ベルギーなど、さまざまな都市や国に拠点を置くメンバーによって構成された現代音楽アンサンブル"0"。オリジナルと同様、予め録音された環境音がイメージをかき立てる、Moondogの脳内エキゾユートピアを巡る全11曲。十吋盤2枚に加え、84ページにのぼる総カラーの画集付きという魅惑の装丁。大推薦盤!

LISTEN
The Sound Of The UFOs

鉄道会社や重機メーカーといった地元企業とのコラボワークスでは、列車や工事機械の実際の駆動音を作曲にとり込むというミュージックコンクレート応用編ともいえる独自アプローチで唯一無二の音楽を生み出した、スイスの作曲家/電子音楽家Bruno Spoerri。民族打楽器各種を操るReto Weberと発表した78年作。電子音とドラムスがバチバチにせめぎ合う怒涛のミュータントグルーヴから、ぼんや〜り発光浮遊する残響の揺らめきに覆われた謎サウンドスケープまで、ジャズの造詣も深い両名の異次元の即興感度が総動員された一枚。ここからさらに踏み込んだ脳内辺境探訪盤『Controlled Risk』と合わせてどーぞ。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Stollwerck Sampler

廃倉庫に集ったアーティストのコミュニティーから生まれた85年の名作コンピ。仕掛け人は、Jaki Liebezeitと共にポストCANの道標となる活動を繰り広げたDominik Von Senger。ダンスミュージックへの露悪的なアプローチによって70年代クラウトロックの重い呪縛から解き放たれた後期CANの変態クロスオーヴァー志向からダブ成分を抽出した感じの全12組。Phantom Band、Dunkelziffer、The Unknown Casesの本盤が初出となる貴重音源の他、ここでしか聴けない単発グループの貴重音源も多数。ダブ由来の空間的アプローチとクラウトロック直系のキックの効いた反復ビートが反応している強力音源ずらり。

LISTEN
Лазги

シルクロード交易が育んだ異文化のモザイク模様を体現する汎中央アジア的ミクスチャー歌謡を編み出し、古都サマルカンドから世界を結ぶ文化大使となって活躍したウズベキスタンの大歌手Nasiba Abdullayeva。83年の希少LPのハイライトを飾る2曲が収録されている7吋盤(33回転)。薫り立つような異郷の香気とシンセの煌めきが反応している必殺のエスノポップダンサー『Бари Гол=Bari Gol』は、80年代ウズベク歌謡の金字塔的名曲。もう一方は、瑞々しい歌声を堪能したいスピリチュアルな前半から、伝統的な打楽器のしなやかに弾むリズムが心地よい後半へと展開する『Лазги=Lazgi』。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Before Sunset, Street Corner, Cafe Fabre

空想リゾートのための音楽『DANZINDAN-POJIDON』によって、環境音楽を新たな次元へと導いたイノヤマランドでの活動でも知られる作曲家山下康と、曼荼羅状に配置した100台のおもちゃのキーボードを操り音響物理の魔法を顕現する『100 Keyboards』で知られるサウンドアーティストASUNAによるユニットの25年作。おもちゃやチープエレクトロニクス各種の人肌な音情に満ちた爪弾きにしっぽり。画家木村彩子による装画の雰囲気も含めて、永遠の夏休みを漂う『DANZINDAN-POJIDON』が40年の時空旅を経て辿り着いた黄昏の牧歌風景といった趣きも。ボーナス2曲追加収録の国内盤。大推薦盤!

LISTEN
Zaire (Musique Des Salampasu)

先祖代々受け継がれる戦士の気性と嘗ての首狩りの風習から恐れられ、外来文化の影響を受けることなく独自の文化を保持し続けた、ザイールのカサイ州南部に住む少数民族サランパス族。ベルギーの王立中央アフリカ博物館監修のもと、民族音楽学者Jos Gansemansによって73年に行われた現地録音調査の成果を81年にOcoraレーベルで音盤化したもの。この民族の特徴を最も印象づけるという、100人にのぼる戦士のダンサーと打楽器合奏による勇壮な集団舞楽をはじめ、ヤシを編んだ仮面の造形もインパクト大な精霊が登場する治癒の儀式や弔いの儀式のための音楽など、独自音楽ずらり。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Lung Tree

むき出しの回路部に謎の改造が施された拡張ローズピアノを操る即興演奏家であり、作曲と生物学を結びつけるバイオソニシズムなる分野の探究者でもある、鬼才Eric Glick Riemanによって編成されたトリオの05年作。メンバーは、独自の美意識に貫かれた寡黙な即興スタイルを持ち味とする、中医学者/鍼灸師でもある異能トランペット奏者Lesli Dalaba、Pauline OliverosとのDeep Listening Bandでの活動でも知られる特殊トロンボーン奏者Stuart Dempster。鉱物的な燐光を放つ拡張ローズピアノの電子音の爪弾きと、馥郁とゆらめく管の持続音が静々と交わる親密な即興空間。大推薦盤!

LISTEN
Some Songs

大手ティッシュメーカーとの訴訟問題に発展しかけて改名を余儀なくされた77年結成の前身グループKleenexでの活動を含め、The SlitsやThe Raincoatsといったオリジナル勢と並べてもいろいろぶっちぎってるチューリッヒ発の乙女ポストパンクグループLiliput。最高傑作に挙げたい83年作。ダダイスティックな態度と産地不明の部族志向が反応している前作のプリミチブな作風から一転、憂色に陰るグルーミーな乙女心の機微を忍ばせつつ、逸脱と洗練がぎりぎりのところでせめぎ合う軽妙洒脱なグルーヴを感じさせるヒップな仕上がり。メンバーのKlaudia Schifferleによるスリーブアートもサイコー。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Modern Dance Technique Environments 2

カリフォルニア州立大のダンスクラスの伴奏者として働いていた70年代〜80年代にかけて、トロンボーンの拡張的技巧や空間的記譜法に基づく新しい伴奏音楽の作曲に取り組んだ、作曲家/教師Craig Kupka。そこから生まれた『Clouds』をはじめとする向精神音楽ワークスと同時進行で取り組んだ、器楽アンサンブルシリーズの81年の第二弾。出自である西洋古典の伝統的作法と、同時代のミニマルミュージックに着想された曲相が反応して煌めくような音像を結んでいる、エレガントでエキゾチックな珠玉の室内楽集。教室向けの為、多くが汎用ジャケで流通したようですが本盤は貴重なピクチャースリーヴ付き。大推薦盤!

LISTEN
Musiques Du Pays Lobi

西アフリカのオートボルタ共和国(現ブルキナファソ共和国)の南西部にひろがるガウア地方で61年に録音された、独自のアニミズム信仰で知られるロビ族を構成する四つの民族グループの音楽。ジィィ...ジィィ...とあとひく拡張エフェクト効果を生むミルリトン(蜘蛛の卵のう膜)を貼り付けた瓢箪ザイロフォンのアンサンブルによる、ポリリズムの滝に打たれてる気分の葬儀音楽やダンサーを交えた舞曲など収録。信じられないほどの高音質な録音は、自らの足と五感を総動員してOcora黄金期を象徴する名作現地録音盤の数々を生み出した音楽学者Charles Duvelleの仕事。Radio France後期ロゴマーク。大推薦盤!

LISTEN
180





David chesworth


SHOPPING CART

お買い上げの商品は一週間までお取り置き承ります。

←クリックでお会計ページへ


SEARCH



NEW ARRIVAL


お問い合わせ、コンタクト CONTACT(SSL対応)

Feeds

RSS - ATOM

Sheyeye