she ye,ye





























180 Stollwerck Sampler

廃倉庫に集ったアーティストのコミュニティーから生まれた85年の名作コンピ。仕掛け人は、Jaki Liebezeitと共にポストCANの道標となる活動を繰り広げたDominik Von Senger。ダンスミュージックへの露悪的なアプローチによって70年代クラウトロックの重い呪縛から解き放たれた後期CANの変態クロスオーヴァー志向からダブ成分を抽出した感じの全12組。Phantom Band、Dunkelziffer、The Unknown Casesの本盤が初出となる貴重音源の他、ここでしか聴けない単発グループの貴重音源も多数。ダブ由来の空間的アプローチとクラウトロック直系のキックの効いた反復ビートが反応している強力音源ずらり。

LISTEN
Лазги

シルクロード交易が育んだ異文化のモザイク模様を体現する汎中央アジア的ミクスチャー歌謡を編み出し、古都サマルカンドから世界を結ぶ文化大使となって活躍したウズベキスタンの大歌手Nasiba Abdullayeva。83年の希少LPのハイライトを飾る2曲が収録されている7吋盤(33回転)。薫り立つような異郷の香気とシンセの煌めきが反応している必殺のエスノポップダンサー『Бари Гол=Bari Gol』は、80年代ウズベク歌謡の金字塔的名曲。もう一方は、瑞々しい歌声を堪能したいスピリチュアルな前半から、伝統的な打楽器のしなやかに弾むリズムが心地よい後半へと展開する『Лазги=Lazgi』。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Before Sunset, Street Corner, Cafe Fabre

空想リゾートのための音楽『DANZINDAN-POJIDON』によって、環境音楽を新たな次元へと導いたイノヤマランドでの活動でも知られる作曲家山下康と、曼荼羅状に配置した100台のおもちゃのキーボードを操り音響物理の魔法を顕現する『100 Keyboards』で知られるサウンドアーティストASUNAによるユニットの25年作。おもちゃやチープエレクトロニクス各種の人肌な音情に満ちた爪弾きにしっぽり。画家木村彩子による装画の雰囲気も含めて、永遠の夏休みを漂う『DANZINDAN-POJIDON』が40年の時空旅を経て辿り着いた黄昏の牧歌風景といった趣きも。ボーナス2曲追加収録の国内盤。大推薦盤!

LISTEN
Zaire (Musique Des Salampasu)

先祖代々受け継がれる戦士の気性と嘗ての首狩りの風習から恐れられ、外来文化の影響を受けることなく独自の文化を保持し続けた、ザイールのカサイ州南部に住む少数民族サランパス族。ベルギーの王立中央アフリカ博物館監修のもと、民族音楽学者Jos Gansemansによって73年に行われた現地録音調査の成果を81年にOcoraレーベルで音盤化したもの。この民族の特徴を最も印象づけるという、100人にのぼる戦士のダンサーと打楽器合奏による勇壮な集団舞楽をはじめ、ヤシを編んだ仮面の造形もインパクト大な精霊が登場する治癒の儀式や弔いの儀式のための音楽など、独自音楽ずらり。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Lung Tree

むき出しの回路部に謎の改造が施された拡張ローズピアノを操る即興演奏家であり、作曲と生物学を結びつけるバイオソニシズムなる分野の探究者でもある、鬼才Eric Glick Riemanによって編成されたトリオの05年作。メンバーは、独自の美意識に貫かれた寡黙な即興スタイルを持ち味とする、中医学者/鍼灸師でもある異能トランペット奏者Lesli Dalaba、Pauline OliverosとのDeep Listening Bandでの活動でも知られる特殊トロンボーン奏者Stuart Dempster。鉱物的な燐光を放つ拡張ローズピアノの電子音の爪弾きと、馥郁とゆらめく管の持続音が静々と交わる親密な即興空間。大推薦盤!

LISTEN
Some Songs

大手ティッシュメーカーとの訴訟問題に発展しかけて改名を余儀なくされた77年結成の前身グループKleenexでの活動を含め、The SlitsやThe Raincoatsといったオリジナル勢と並べてもいろいろぶっちぎってるチューリッヒ発の乙女ポストパンクグループLiliput。最高傑作に挙げたい83年作。ダダイスティックな態度と産地不明の部族志向が反応している前作のプリミチブな作風から一転、憂色に陰るグルーミーな乙女心の機微を忍ばせつつ、逸脱と洗練がぎりぎりのところでせめぎ合う軽妙洒脱なグルーヴを感じさせるヒップな仕上がり。メンバーのKlaudia Schifferleによるスリーブアートもサイコー。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Modern Dance Technique Environments 2

カリフォルニア州立大のダンスクラスの伴奏者として働いていた70年代〜80年代にかけて、トロンボーンの拡張的技巧や空間的記譜法に基づく新しい伴奏音楽の作曲に取り組んだ、作曲家/教師Craig Kupka。そこから生まれた『Clouds』をはじめとする向精神音楽ワークスと同時進行で取り組んだ、器楽アンサンブルシリーズの81年の第二弾。出自である西洋古典の伝統的作法と、同時代のミニマルミュージックに着想された曲相が反応して煌めくような音像を結んでいる、エレガントでエキゾチックな珠玉の室内楽集。教室向けの為、多くが汎用ジャケで流通したようですが本盤は貴重なピクチャースリーヴ付き。大推薦盤!

LISTEN
Musiques Du Pays Lobi

西アフリカのオートボルタ共和国(現ブルキナファソ共和国)の南西部にひろがるガウア地方で61年に録音された、独自のアニミズム信仰で知られるロビ族を構成する四つの民族グループの音楽。ジィィ...ジィィ...とあとひく拡張エフェクト効果を生むミルリトン(蜘蛛の卵のう膜)を貼り付けた瓢箪ザイロフォンのアンサンブルによる、ポリリズムの滝に打たれてる気分の葬儀音楽やダンサーを交えた舞曲など収録。信じられないほどの高音質な録音は、自らの足と五感を総動員してOcora黄金期を象徴する名作現地録音盤の数々を生み出した音楽学者Charles Duvelleの仕事。Radio France後期ロゴマーク。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Freedom Of Speech

ダンスミュージックへの露悪的なアプローチによって70年代クラウトロックの重い呪縛から解き放たれた後期CANの変態クロスオーヴァー志向を継承する、ジャマイカ人ベース奏者Rosko GeeとJaki Liebezeitを中心とするグループPhantom Band。ギター奏者Dominik Von Senger(ex Dunkelziffer)やシンセ奏者Helmut Zerlett(ex The Unknown Cases)を含む編成で発表した81年の二作目。リズムの焦点をキリキリに絞ったミニマルダブから、エレクトロニクスとドラムビートが際どく交わる人力テクノまで、中毒性マックスの消化不全グルーヴ全10曲。クセの強さは全三作品の中でダントツ。大推薦盤!

LISTEN
Drive Time (1984)

70年代メルボルン郊外の古いオルガン工場跡地に集ったアーティストたちによって運営された、学際的な実験の場を起源とするアートムーヴメントの先導者でもあった作曲家David Chesworth。異なる環境下に並置された音の影響を考察するある種の環境実験として、ラジオ番組のドライヴミュージックコーナーで天気予報と共に生放送されたという、メルボルン大学の礼拝堂において行われたベース奏者のBill McDonaldとの84年のパフォーマンス。試聴は、持ち前の不揃いなミニマリズムのゆらぎと礼拝堂のリヴァーブ効果が反応している、身体の内からじんわり温まってくるような心地よさに満ちた一曲から。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Baijun Ballads - Somali Songs In Swahili

アフリカ東岸のスワヒリ語圏で発達した、アラブ、アフリカ、西洋、さらにインド洋を介して伝播したインドやアジアの音楽が交わる伝統のごった煮歌謡タアラブの流れを汲む、ソマリア南部の沿岸に位置するバジュニ諸島に住む少数民族バジュニ人の音楽。Folkways Recordsの創始者であるMoses Aschによって設立されたAsch Recordsの71年の現地録音盤。ウードやヴァイオリンが古今東西を超えて交わる混成アンサンブルと、こぶしの効いたエキゾチックな唄。魅惑の何処でもなさに満ちたタアラブの古風な趣きを色濃く残す、バラード、結婚式の祝いの唄、船乗りの唄などを収録。大推薦盤!

LISTEN
Sri Lanka: Kolam - The Masked Play

スリランカ南部の沿岸地域に古代より伝わる仮面舞踏劇『コーラム』を全編に収録している84年の現地録音盤。コーラムの保存と伝承に力を注いだ巨匠Tukkāwadu Gunadāsaが率いたGunadāsa一座による公演の模様から編集したもの。高度に発達したリズム体系を持つシンハラ人固有の打楽器合奏を全編で堪能できる内容。試聴は、悪魔祓いの儀式にも用いられるヤク・ベラヤと呼ばれる太鼓の突き上げるような自由リズムの応酬に圧倒される開幕パフォーマンスから。未知音楽探求者の道標Bärenreiter-Musicaphonの東南アジア探訪シリーズより。詳細な解説には伝統的な仮面の姿も。大推薦盤!

LISTEN
180
180 Friends

時代を超えてオルタナティヴの源泉であり続けるDe Fabriekをハブとするオランダ発の国際的なメールアートネットワークから生まれた86年の宅録コンピ。De Fabriekに所縁のある全13組を収録。このレーベルの創設者であり、本盤にも収録されているグループO.R.D.U.C.の仕掛人でもある、鬼才Nico Selenによるポーランド語の家族プロジェクトG.E.N.のほんわかシンセポップの他、ベルギーから参加のThe Klinikは、現在極めて入手困難になっている同年の希少LP『Walking With Shadows』より、脳天に差し込む強力なハードコアボディエレクトロ『Escape』を収録。シルク刷りのアートワークもいい感じ。

LISTEN
Das Ist Schönheit

ハンブルク芸術大学でConrad Schnitzlerを講師に迎えて行われた特別授業のなかで録音された、生徒の作品全30曲を二枚のレコードにまとめた80年の自主制作盤。現代アートと結びついて先鋭化するハンブルク発オルタナティヴムーヴメントの源泉となり、Palais Schaumburg結成前夜のHolger Hiller、Thomas Fehlmann、Walter Thielschの三名をはじめとする、新進気鋭のアーティストを多数輩出した重要作。フレッシュな逸脱衝動をもりもりみなぎらせる怪作ずらり。一枚一枚異なるハンドペイントが施されたスリーヴに、収録曲が記された外掛けタイプのインサートが付属する2ndエディション。強力!

LISTEN
180
180 Trumpet Songs And Dances ( Solos & Duets )

名うてのぶっ壊し屋がひしめく80年代NYダウンタウンシーンの狂騒の真っただ中に在って、独自の美意識に貫かれた寡黙な即興スタイルで異彩を放った、トランペット奏者Lesli Dalaba。探求者の間では、中国ツアーでのインスピレーションを基に録音された霊性クロスオーヴァープロジェクトRadio Chongchinでの名演でも知られる人物。Eugene Chadbourneの自主レーベルParachuteから発表した78年の1stアルバム。試聴は、以後も度々共演しているWayne Horvitzとのデュオから。まるで唄うような息づかいで自由自在に唄い交わす圧巻の演奏。余白だらけの問わず語りな即興空間に引き込まれる全8曲。大推薦盤!

LISTEN
Dancing Elephants

のちにDe Fabriekに参加するPeter Van Vliet(ex Narwal)らによってオランダ内陸の都市ナイメーヘンで結成され、80年代初頭のアムステルダムを震源とする急進的なオルタナティヴムーヴメント"Ultra"にも共振する活動を繰り広げたグループMekanik Kommando。82年発表のミニアルバム(33回転)。ポストパンク経由のむきだしのミニマリズムに、サイケデリックな浮遊感を伴うシンセやギターのひずんだ轟音を注ぎ込んだ全6曲。同年に発表している地球外シンセポップ『Snake Is Queen』をドぎつく研ぎあげた感じのかなり際どい仕上がり。ちなみにグループ名はMagmaのあの名盤に由来。大推薦盤!

LISTEN
180





David chesworth


SHOPPING CART

お買い上げの商品は一週間までお取り置き承ります。

←クリックでお会計ページへ


SEARCH



NEW ARRIVAL


お問い合わせ、コンタクト CONTACT(SSL対応)

Feeds

RSS - ATOM

Sheyeye