TIS Germany / USED LP / Disc:EX Jacket:EX インナースリーヴ付き
しゃもじみたいな木片を奏でるとっても珍妙な創作楽器ダクソフォンや、自家製の改造ギターを操り、2011年に亡くなるまでドイツ即興音楽シーンの第一線で活躍し続けたHans Reichel。これは怪作揃いのこの人の作品の中でもひと際異彩を放つ86年の『Kino』。ErocのJoachim Ehrigとの変名によるもので、悪趣味とファンタジーがいっぺんに押し寄せるサーカスの大行進みたいな曲調に乗せてインプロかますという突き抜けた一枚。ポップを装っていますが、こういのが一番怖い。奇妙なコラージュジャケにはHans Reichelの分身キャラのミーアキャットもちらほら...。
キーワード:即興音楽 サーカス 悪夢 創作楽器
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